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Python パッケージ管理
pip・Poetry の使い方

Python のパッケージ管理ツール「pip」と「Poetry」を丁寧に解説。
requirements.txt・pyproject.toml を活用した依存関係管理をマスターしよう。

📋 このページの内容

  1. pip の基本的な使い方
  2. requirements.txt の作成と活用
  3. Poetry とは?pip との違い
  4. Poetry のインストール
  5. Poetry の基本的な使い方
  6. 関連ガイド・コースへ
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pip の基本的な使い方

pip は Python 標準のパッケージ管理ツールです。Python をインストールすると自動的に使えるようになります。

パッケージのインストール

# パッケージをインストール
pip install requests

# バージョンを指定してインストール
pip install flask==3.0.3

# 複数パッケージを一度にインストール
pip install flask requests sqlalchemy
💡 仮想環境を有効化してから使おう

pip でインストールする前に必ず仮想環境(venv)を有効化しましょう。グローバル環境が汚れるのを防げます。→ venv ガイドはこちら

パッケージの確認・削除

# インストール済みパッケージの一覧
pip list

# 特定パッケージの詳細情報
pip show flask

# パッケージのアンインストール
pip uninstall requests

# pip 自体を最新版にアップデート
pip install --upgrade pip
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requirements.txt の作成と活用

requirements.txt はインストール済みパッケージを記録するファイルです。チームや本番環境で同じ環境を再現できます。

requirements.txt を作成する

# 現在の環境のパッケージを書き出す
pip freeze > requirements.txt

# ファイルの中身を確認
Flask==3.0.3
requests==2.31.0
SQLAlchemy==2.0.30

requirements.txt からインストールする

# venv を作成して有効化した後に実行
pip install -r requirements.txt

バージョン指定の書き方

# requirements.txt に手書きする場合の書き方
flask==3.0.3          # 完全一致(推奨)
requests>=2.28.0      # 最低バージョン
sqlalchemy~=2.0       # 互換バージョン(2.x を使う)
pytest                # バージョン指定なし
⚠️ 開発用パッケージを分けるとベター

テストツールなど本番環境に不要なパッケージは requirements-dev.txt に分けることで、本番環境の依存を軽くできます。

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Poetry とは?pip との違い

Poetry は pip の上位互換となる Python プロジェクト管理ツールです。依存関係の解決・仮想環境管理・パッケージの公開まで一元管理できます。

📦 pip(シンプル)
  • Python 標準搭載で即使える
  • シンプルな操作
  • 仮想環境は別途 venv が必要
  • 依存関係の競合を自動解決しない
  • 小〜中規模プロジェクトに最適
🎭 Poetry(高機能)
  • 別途インストールが必要
  • 仮想環境を自動で管理
  • 依存関係を pyproject.toml で管理
  • 依存の競合を自動解決する
  • 中〜大規模・チーム開発に最適
💡 どちらを使えばいい?

学習中や個人の小さなスクリプトなら pip + venv で十分です。チーム開発や公開パッケージを作る場合は Poetry が便利です。

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Poetry のインストール

Poetry は公式インストーラーを使うのが推奨方法です(pip でのインストールは非推奨)。

Windows(PowerShell)

# 公式インストーラーを使用
(Invoke-WebRequest -Uri https://install.python-poetry.org -UseBasicParsing).Content | python -

Mac / Linux

curl -sSL https://install.python-poetry.org | python3 -

PATH に追加(Mac/Linux)

echo 'export PATH="$HOME/.local/bin:$PATH"' >> ~/.zshrc
source ~/.zshrc

インストールの確認

poetry --version
Poetry (version 1.8.3)
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Poetry の基本的な使い方

新しいプロジェクトを作成する

# 新規プロジェクトを作成(フォルダも作られる)
poetry new my-project
# または既存フォルダで初期化
poetry init

作成されるフォルダ構成:

my-project/
├── pyproject.toml    ← 依存関係を管理するファイル
├── poetry.lock       ← 正確なバージョンを固定するファイル
├── README.md
└── my_project/
    └── __init__.py

パッケージの追加

# パッケージを追加(自動で pyproject.toml に記録)
poetry add flask

# 開発用ツールとして追加(本番環境には不要)
poetry add --dev pytest

# パッケージを削除
poetry remove flask

仮想環境の管理

# 仮想環境内でコマンドを実行
poetry run python main.py

# 仮想環境のシェルに入る
poetry shell

# pyproject.toml の依存をすべてインストール
poetry install

pyproject.toml の例

[tool.poetry]
name = "my-project"
version = "0.1.0"
description = ""

[tool.poetry.dependencies]
python = "^3.11"
flask = "^3.0.3"

[tool.poetry.group.dev.dependencies]
pytest = "^8.0.0"
💡 poetry.lock は必ず Git にコミットしよう

poetry.lock はすべての依存のバージョンを固定するファイルです。チームで同一環境を再現するために必ず Git に含めましょう。

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