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C/C++ コンパイラ環境を
構築しよう

Windows は MinGW または MSVC、Mac は Xcode Command Line Tools。
自分の OS に合ったコンパイラ導入方法を丁寧に解説します。

📋 このページの内容

  1. C/C++ 開発に必要なもの
  2. コンパイラのインストール
  3. インストールの確認
  4. Hello World をコンパイルしよう
  5. C言語・C++ コースへ
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C/C++ 開発に必要なもの

C/C++ はコンパイル型言語のため、ソースコードを実行ファイルに変換する コンパイラ が必要です。

OS コンパイラ 特徴
WindowsMinGW-w64(gcc/g++)無料。学習目的に最適。
WindowsMSVC(Visual Studio)Microsoft 公式。大規模開発向け。
MacClang(Xcode CLT)Apple 公式。gcc コマンドでも使える。
💡 Windows は MinGW がシンプルでおすすめ

Visual Studio は数 GB と大きく、学習用途には MinGW-w64 のほうが手軽です。Visual Studio Code と組み合わせて使えます。

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コンパイラのインストール

MinGW-w64 のインストール(Windows)

MinGW-w64 は MSYS2 経由でインストールするのが最も簡単です。

  1. MSYS2 の公式サイト https://www.msys2.org/ からインストーラーをダウンロードします。
  2. ダウンロードした msys2-x86_64-*.exe を実行してインストールします(デフォルト設定で OK)。
  3. インストール完了後、「MSYS2 UCRT64」が自動起動します。
  4. 以下のコマンドを実行して MinGW-w64 の GCC/G++ をインストールします。
# パッケージを更新
pacman -Syu

# GCC/G++ をインストール
pacman -S --needed base-devel mingw-w64-ucrt-x86_64-toolchain
  1. インストール後、Windows の「環境変数」設定を開きます。
  2. 「Path」に C:\msys64\ucrt64\bin を追加します。
  3. PowerShell を再起動します。
💡 PATH の追加方法

「スタート」→「環境変数を編集」→「システムの環境変数」の「Path」を選択して「編集」→「新規」で C:\msys64\ucrt64\bin を追加します。

Visual Studio Build Tools(MSVC)のインストール

  1. Visual Studio のダウンロードページ https://visualstudio.microsoft.com/ja/downloads/ にアクセスします。
  2. Visual Studio Community」(無料)または「Build Tools for Visual Studio」をダウンロードします。
  3. インストーラーを実行し、ワークロード選択画面で「C++ によるデスクトップ開発」にチェックを入れます。
  4. 「インストール」をクリックしてしばらく待ちます(数 GB ダウンロードされます)。
⚠️ 容量に注意

Visual Studio のインストールには数 GB の空き容量が必要です。学習用途なら MinGW-w64 のほうが手軽です。

Xcode Command Line Tools のインストール(Mac)

Mac では Apple 公式の Xcode Command Line Tools をインストールするだけで gccg++make が使えるようになります。

  1. ターミナルを開きます(Finder → アプリケーション → ユーティリティ → ターミナル)。
  2. 以下のコマンドを実行します。
xcode-select --install
  1. ダイアログが表示されたら「インストール」をクリックします。
  2. インストールが完了するまで待ちます(数分〜10 分程度)。
💡 既にインストール済みか確認する

xcode-select -p を実行して /Library/Developer/CommandLineTools などのパスが表示されれば既にインストール済みです。

Homebrew で特定バージョンを使いたい場合

# GCC 最新版(本家 GNU GCC)をインストール
brew install gcc
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インストールの確認

ターミナル(PowerShell / Terminal)を開いてバージョンを確認します。

# C コンパイラのバージョン確認
gcc --version
gcc (GCC) 13.2.0   ← このように表示されれば OK
Copyright (C) 2023 Free Software Foundation, Inc.

# C++ コンパイラのバージョン確認
g++ --version
g++ (GCC) 13.2.0
⚠️ Mac で「gcc」が Clang と表示される場合

Mac では gcc コマンドが実際には Clang(Apple LLVM)を指す場合があります。これは正常です。C/C++ のコンパイルには問題なく使えます。

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Hello World をコンパイルしよう

C 言語の場合

hello.c を作成して以下を入力します。

#include <stdio.h>

int main() {
    printf("Hello, World!\n");
    return 0;
}
# コンパイル(-o で出力ファイル名を指定)
gcc hello.c -o hello

# 実行(Windows)
.\hello.exe
# 実行(Mac/Linux)
./hello
Hello, World!

C++ の場合

hello.cpp を作成して以下を入力します。

#include <iostream>

int main() {
    std::cout << "Hello, World!" << std::endl;
    return 0;
}
# C++ はコンパイルに g++ を使う
g++ hello.cpp -o hello

# 実行
./hello
Hello, World!
💡 よく使うコンパイルオプション

-o name:出力ファイル名を指定
-Wall:警告を全部表示する
-g:デバッグ情報を含める
-std=c++17:C++17 標準でコンパイル

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C言語・C++ コースへ

コンパイラの準備ができたら、コードクエストで C言語・C++ の基礎を学びましょう。

⚙️
C言語基礎コース
変数・ポインタ・メモリ管理など C 言語の基礎を体系的に学ぶ
🔧
C++ 基礎コース
クラス・継承・テンプレートなど C++ の強力な機能を習得する

🎉 C/C++ 環境の構築完了!

コンパイラが使えるようになりました。
VSCode と組み合わせると、より快適に開発できます!